「低インシュリンダイエット」などで注目を浴びているGI(グリセミックインデックス)とは、一体何もの? |
食品に含まれる炭水化物が吸収されて糖になり、血糖値を上げるまでの速さを示すものです。 GI値は食品中の糖質の多い少ない、消化のされ易さによって決まります。
GI値が低い食品ほど糖質の吸収がおだやかで、太りにくいといわれています。
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糖質の多い食品(ご飯、パン、麺類、いも類、砂糖、果物など)の中で、血糖値を上げにくい食品(低GI食品)や、食べあわせによって糖質による血糖値の上昇を抑える食品(GI値の上昇を抑える食品)が注目を集めています。
などの効果が期待されます。 |
<調理方法に注意>
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<食べ方に注意>
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GI値の低い食品を選んで食べさえすれば良いというわけではなく、GI値の低い食品でもたくさん食べれば血糖値は上昇します。同じエネルギーを取る場合に、GI値の低い食品を選んだほうが太りにくいという事です。
併せて、よくかんでゆっくり食べることも血糖上昇を緩やかにするポイントです。
ハンバーガーなどファストフードが増加していますが、それらはあまり噛まずに食べられ、また消化が早いので高GI食といえます。スローフード(ゆっくり食べる・消化が遅い)を見直してみましょう。
引用:日本成人病予防協会