営業車・ダイハツ ミライースの「快適化」への道のり

☆はじめに

 

今年の1月末頃から武漢肺炎・新型肺炎・新型コロナウイルス感染症(COVID-19)・コロナ禍と呼び名が変わり、テレビやヤフーニュース、ラインニュースなどの「偏り系情報媒体」だけしか見ない多くの人たちは、お店に入るたびに「消毒液で皮膚のバリアを崩壊」させ、マスクをしながら右往左往し、更に「マスクによる酸素不足」から来る代謝の低下や不具合などは気も留めず「第3波が来た~」と怯え、最近装用が増えている、使い捨てではないマスクの内側で起こる雑菌の増殖で立派に育った雑菌たちが、呼吸の度に「代謝の落ちた自身の体内に忍び寄る事」には全くもっての無関心。

 

今現在もこんな感じの日本人がどっさりと増殖中で、併せて政府は「GO TO トラベル・GO TO イート」で全国に遊びに行け~!外食行っておいしい物食べに行け~!と言いながら「第3波がキター!病院が満床~!」っと。

 

自動車で云うと『アクセル踏みながら、ブレーキ踏んでる』のと同じ。ここで上級国民たちの真意を考えないと。

 

それらの人の書いたシナリオの罠にハマると「私は正しい事(マスク)をしているんだ!」と正義の旗の元、無マスクの人を監視し、発見するや、それなりの眼差しを向けていらっしゃる人の仲間入りです。

 

 日々更新されるコロナの公表データをみたら「歪んだ現状を理解」できるのに。

 

そしてこれから始まるであろう、コロナ禍の中での「コロナ化」(PCR検査でインフルエンザがコロナに化ける事)で更に火が付き、制限・中止・禁止・閉店・倒産が大流行するのでしょう・・・。

 

PCR検査は信じられるか?

http://shindenforest.blog.jp/archives/82620134.html?fbclid=IwAR3sTQ_hAfU_sW5Jw3D20lPakk9otEiuuJv_Zu155d7AwziAqA8plEsMQwc

 

これからの季節、気温が下がり乾燥注意報が出たりする。その時は鼻腔の保湿の為にマスクは有効になるんだけれども・・・。

 

 

世間で起こっていることを自分で考え、疑問なこと・解らないこと・理不尽なことを知ろうとしないと、

 

 

 

命も金もヒトのもの」・・・。

 

 

 

そんな感じの中「普通に生きるのは大変なことだ!」と、私は車いじりをして半年程度やり過ごしていました。

 

長年頑張って弊社に尽くしてくれた、キャブレター&CDI点火のスズキ・アルト1997年式(HA11S)からの乗り換えで、2015年式、走行距離18500kmのダイハツ・ミライース(LA300S)を中古で購入。

 

しかし、運転時の騒音が18年前のとアルトあまり変わらなかったので、不思議に思いこれまでの軽自動車業界の流れを調べてみました。

 

するとここ10年弱「スズキVSダイハツの低燃費戦争」が有った様で「軽く安く広く」が至上命題となり、しのぎを削っていたのだと判りました。その競争の中で長く光をあてられなかった物のひとつに「軽自動車なりの静音化や静粛性」があるのだと理解しました。

 

①    先ずは断熱と制振

 

取り合えずネットで車を「デッドニング」している方法をリサーチ。

すると「制振・静音グッズ」を販売施工しているサイトや動画が沢山ありました。調べるうちに部材価格がそこそこすることが理解出来ました。なのでこの先、工夫をしながら効果の高い方法を探していきます。

 

 

★  先ずは天井からスタート。

 

子供が小さい時にリビングで使用していたジョイントマットを処分すると奥さんが言うので、リサイクルを兼ねて車の天井にブチルゴム両面テープを使い固定します。同時に天井内張を剥がすのに併せて、前後記録用ドライブレコーダーも取り付けます。

 

ジョイントマット詳細:普通のポリエチレン樹脂(難燃性では無い!) でも耐熱温度100℃

 

フロント天井側 厚み8㍉、リヤ天井側 厚み10㍉のポリエチレン樹脂製で、共に大きさ30㌢✖30㌢

 

        

 

 

 

・ドア上部のモールをめくります。そして、バックミラー(トルクスネジ固定)・バイザー(+ネジ固定)・手摺(金具固定)・室内灯(+ネジ固定)・Aピラー・Bピラー・リヤの内張&フック類を剥がします。内張はだいたい取付面に対して垂直方向に引っ張ると簡単に外れます。続いて全長60cm~1mの金定規の先端にカッターナイフの刃を取り付けた道具を作り、車体後部から天井鉄板と天井内張を接着している接着剤を切り離します。(後部6本、前部3本の計9本有り)

次に、天井に残った接着剤をカッターナイフの刃で綺麗に削り取ります。内張に残った接着剤はそのままでもOKです。 

 

切り離した天井内張と鉄板部分には制振・防音材は一切入っていませんでした。

 

制振を狙って肉厚に施工したコーキング材(天井内張を留める接着剤)が等間隔に塗ってあるのみ。

・天井貼り付け面とジョイントマットの貼り付け面を綺麗に拭き掃除と脱脂をした後、運転席の天井からジョイントマットを貼り付けていきます。

 

貼り付け前のマットには「ブチルゴム両面テープ」を先に全面に張り付けておきます。

 

 

併せて、フロントガラス上のフレーム空洞部(バックミラーが付くフレーム)に難燃性発泡ポリエチレンを小さなブロック状にカットし、穴が開いている所から指で圧縮充填した後、アルミテープで密封しました。画像が無くてごめんなさい。

 

 

・前席天井部分の貼り付け終了。続いて後席天井部分の貼り付けです。

 

 

・前席と同じ要領で何とか貼り付け終了です。この後リヤゲートの空洞部分にも発泡ポリエチレンをブロック状にカットした物を詰め込んでアルミテープで蓋をして終了です、写真で言うと、ピンク色のマットの切れ目部分から車体中心に向かって押し込んでいく感じです。

 

☆後席からの全景

最後に元通りに組み立てればジョイントマットのリサイクルが完了です。

 

今回使用のブチル両面テープをマット全面に貼った訳は、全面という事で制振の効果も期待でき、このマット程度の垂直張りならまず落下してこないことと、レジェットレックスなどの制振材を点付けで貼る価格で、厚み1ミリのブチル両面テープなら全面貼りが可能になります。貼り付けはマットの弾性を活かし、壁紙用ローラーで密着させてあるので不安はありません。天井内張も、貼り付けたジョイントマットに程よく密着していて安心です。

 

この施工で少し後悔があるのは、ジョイントマットの貼り付け開始位置を天井の4隅から開始し、奥の奥までまでマットを押し込んで貼り付け、最後に真ん中付近で帳尻を合せればよかったと思う事と、両サイド(運転席・助手席)天井のフレーム内に発泡ウレタンのピンポイント充填施工をこの時にしておけばよかったと思う、今日この頃。

 

☆施工後の効果・効能

 

車外天井温度と車内天井温度の比較 2020/8/10 曇り 14時頃

・全窓解放で30分後の比較

 

温度測定は私の都合で1回しか測っていないので、再測定を考えています。

 

体感的には天井からの放射熱が以前より感じなくなり、エアコンの効きが早くなりました。そして雨の日は天井からの雨音が小さくなった分、フロントガラスから聞こえる「ピチッピチッ」という音が目立つようになりました。

車の走行ノイズは施工前、運転中に室内全体から聞こえていた物が施工後、眼や首の高さ辺りに移動してきた感じがして、エンジンルームや床からの音が目立ってきています。

 

今回は中程度の制振とジョイントマットのリサイクルを利用した断熱施工だったので、こんなもんで上等だと思います。

 

 

☆続いてドライブレコーダーの取付

 

アマゾンで購入したGPS付のドラレコ。

コスパとレビューがまあまあだったのが理由。

 

フロントカメラはばっちり。家のPCで確認済み。

GPSの機能もしっかりと記録され解析もOK。

 

リヤカメラが鏡像(左右が逆)なのが難点。

 

取付位置をバンパー付近ではなく、リヤゲート上方付近にすると、夜間でも割とはっきり見える。

 

フロントカメラ:170°広角、リアカメラ:120°広角のフルHDで、HDR等の基本性能は押さえてあり、明順応・暗順応はトンネル通過動画をPCで確認しました。

5千円という破格な価格と、電源配線などは既設の為、1年半ほど機能してくれれば、納得の買い替え励起。

 

・画像は無いですが、先に作業が簡単なフロントカメラの取り付を行いました。

 

運転中邪魔にならない様にバックミラーで隠れる場所に位置決めをして仮付け。続いて電源ケーブルの取り回しはセンターコンソールを斜めに上昇し、ダッシュボードの裏側を通しAピラーを内部を通過後、天井内張部分に到着しました。そこから車体中央手前まで進み、GPSアンテナをフロントガラス上部に貼り付け、端子をフロントカメラに繋ぎます。


電源はシガーソケット端子の裏側の空きスペースに、三口ソケットを増設しそこから確保。後の二つの空きソケットはレーダー探知機とブルートゥースのトランスミッター用です。

 

 

・続いてリヤカメラの配線敷設

 

運転席側の天井内張のみ、外した部品を取り付けて元に戻します。ハンドルが有る運転席より、助手席側からの方が何かと身体の融通がきくので、今回は助手席側からリヤカメラ用の配線を敷いていきます。

 

フロントカメラに届く配線の余裕を考えて後部まで配線を引き伸ばしてきます。余った配線はとりあえず天井裏にまとめます。引き伸ばしてきた配線を固定するため天井内張の裏にテープで数か所留めます。天井裏にはルームランプ用の配線が既にあるので一緒に留めてもOKです。

 

カメラのおおよその位置を決めます。そしてカメラ配線(ジャック付)を室内へ通す為に、リヤゲート上部フレームにある「黒い蓋」にジャックの通る穴を開けて車外から車内に通します。

 

通してきたカメラ配線と天井裏にまとめてある配線とをつなぎます。リヤゲートを開閉しても、配線に無理のない長さのゆとりを作って仮止めをします。余った配線は天井裏に片付けやすいようにまとめます。

 

カメラ配線を通した「黒い蓋」には配線を通す穴を開けたので、コーキングやシーリング材で塞ぎます。

 

カメラを強力両面テープで固定して出来上がりです。

 

 

☆この施工で使用した物

 

ジョイントマット(中古)、難燃性発泡ポリエチレン、50mm幅ブチル両面テープ 2本、アルミテープ、内張剥がし、ハサミ、カッターナイフと刃、60cm~1mの金定規、プラスドライバ(2番)、マイナスドライバ(2番)、ラジオペンチ、薄手の軍手や手袋、脱脂材、強力両面テープ、穴を塞ぐコーキング材。

 

壁紙貼り付けローラーをトレイに乗せるのを忘れました、次回載せます。

そして次回は「ドアの制振・静音施工」です。